細くて高い声に!
声を高くする治療
〜輪状甲状軟骨接近術〜

声を高くする

  • 声を高くする治療とは

    声を高くするには、声帯の張り・厚み・長さを調整することで高くなります。
    声を高くする手術はそのうちの声帯の張りを高めるように調整する手術となります。
    手術の効果としてはご自身で高い声を出したときの声を維持するようになります。

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  • 声の高さにまつわる3つの仕組み

    1.声帯の張り具合

    ギターやバイオリンなどの弦楽器をご想像いただければイメージがしやすいのですが、弦がたるんでいると、低い音しか出ずピンピンに 張っていると高い音が出ます。
    声帯もこれと同じで、声帯をピンと張れば高くなります。

    2.声帯の厚み

    ギター、ベース、バイオリンなど弦楽器でも、本数に違いはありますが太い弦から細い弦まであります。太い弦では低い音が、細い弦では 高い音が出ます。
    声帯も同様で、太い声帯だと低い声、細い 声帯だと声は高くなります。

    3.声帯の長さ

    弦楽器では高い音を出す時には左指で調節し弦の振動部分を短くします。
    同様に短い声帯は高い音(声)を出します。
    女性の声帯は男性の声帯より短いので、声は女性の方が男性より高いのです。

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  • 治療方法

    輪状軟骨と甲状軟骨を糸で引き寄せることで、声帯を緊張させ高い声を出すときの緊張した声帯にします。
    声帯には一切触れずに声を聞きながら高さを調節できるので、当院では輪状甲状軟骨接近術をおすすめしています。
    ケナコルト注射による治療もありますが、当院では行っておりません

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  • ユリシスの音声外来「声を高くする治療」

    ユリシスクリニックでは、声帯に直接メスを入れたり触れたりすることなく、 輪状軟骨と甲状軟骨を糸で引き寄せて声帯の張り具合を調整する術式で声を高くする治療を行っています。
    ※声帯の張りを高める術式なので高音域が広がるわけではありません。
    この術式のメリットは手術中に声の高さを確認しながら治療を行うことができることと声帯にメスを入れる手術に比べて声帯の状態悪化や瘢痕のリスクが低くできることです。
    ただし、リスクとして手術全般に言える感染症、血腫のほか、傷のケロイド化、声がしゃがれ、失声のリスクもゼロではないことにご留意ください。

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  • 治療の流れ

    1. カウンセリング
    2. 局所麻酔
    3. 施術開始
    4. 音声を確認しながら、高さを調整
    5. 翌日検診し、治療終了
    治療時間:約90分

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  • 術後の経過とアフターケア

    通院

    翌日検診にお越し頂きます。

    抜糸

    5日~7日後

    腫れ・むくみ

    ほとんどありません。

    洗顔

    手術翌日から可能

    • (キズ口は濡らさないでください)

    シャワー・入浴

    翌々日から可能

    • (キズ口は濡らさないでください)

    お酒・タバコ

    1週間後から可能

    歌う・カラオケ

    1ヵ月後から可能

    • (声域が狭くなり歌唱に影響する場合あり)

    通常会話

    1週間後から可能

    治療後のリスクと副作用

    腫れ・内出血・感染症・アナフィラキシーショック・血腫・ケロイド形成などのリスク・副作用があります。
    出現する確率は高くありませんが、すべての治療において、副作用・リスクが存在することをご理解ください。

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料金

  • 声を高くする治療

    料金 [声を高くする治療:輪状甲状軟骨接近術]

    輪状甲状軟骨接近術550,000
    のど仏切除220,000

    ※声を高くする手術と同時の場合は198,000円

    ※料金は税込み表記となっております。
    ※自由診療につき保険適用外となります。

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